カラフィオーリ 利き足は左足です。イタリア代表の公式情報でも左利きの選手として扱われており、アーセナルでも左足を使ったパス、持ち運び、シュートがプレーの大きな特徴になっています。ただし、試合を見ると右足でボールを運んだり、右足でシュートを打ったりする場面もあるため、「本当は右利きなのでは」「両利きなのか」と疑問を持つ人もいるでしょう。この記事では、カラフィオーリの利き足を最初に確認したうえで、左足がどのように生かされているのか、右足をどこまで使えるのか、センターバックと左サイドバックでプレーがどう変わるのかを分かりやすく整理します。
カラフィオーリ 利き足は左足|まず結論を確認
リッカルド・カラフィオーリの利き足は左足と考えて問題ありません。イタリアサッカー連盟はEURO 2024の試合記事で、アレッサンドロ・バストーニとカラフィオーリを左利きの2人として表現しています。実際のプレーでも、長短のパス、ボールの持ち出し、クロス、シュートなど重要な場面では左足を自然に使っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 選手名 | リッカルド・カラフィオーリ |
| 利き足 | 左足 |
| 主なポジション | 左サイドバック、センターバック |
| 所属 | アーセナル |
| 背番号 | 33 |
| 代表 | イタリア代表 |
| 左足の主な用途 | ビルドアップ、縦パス、持ち運び、クロス、シュート |
| 右足 | パスやドリブル、シュートでも使用できる |
| 両利きか | 右足も実戦で使うが、基本となる利き足は左足 |
重要なのは、「右足を使えること」と「右利き、または完全な両利きであること」は同じではないという点です。カラフィオーリは右足でもプレーできますが、ボールを動かす際の基準となっているのは左足です。
公式情報から見てもカラフィオーリは左利き
利き足を判断するときは、プロフィールサイトだけでなく、本人が実際にどちらの足を中心にプレーしているかを見ることが重要です。カラフィオーリについては、イタリアサッカー連盟がEURO 2024のアルバニア戦を振り返った記事で、バストーニとカラフィオーリを左利きの組み合わせとして説明しており、左利きであることを確認できます。
試合映像でもその特徴は明確です。後方からパスを出すとき、左側でボールを受けたとき、前方へボールを持ち運ぶときなど、左足で次のプレーにつなげる場面が多くあります。そのため、カラフィオーリのプレーを理解するときは「左足を軸にプレーするディフェンダー」と考えると分かりやすいでしょう。
マンチェスター・シティ戦のゴールも左足だった
カラフィオーリの左足を象徴するプレーとして分かりやすいのが、アーセナル加入後にマンチェスター・シティ戦で決めたゴールです。ガブリエウ・マルティネッリから戻されたボールに対し、カラフィオーリは左足でダイレクトシュートを放ち、ゴールへ突き刺しました。
アーセナル公式でも、このシュートは左足で放ったものとして紹介されています。ゴール前で一度ボールを止めて利き足へ持ち替えたのではなく、流れてきたボールへ左足を合わせている点からも、左足でのキックに高い自信を持っていることが分かります。
右足でシュートする場面もあるため間違えやすい
一方で、カラフィオーリが右足を使う場面も決して珍しくありません。アーセナルのノッティンガム・フォレスト戦では、ペナルティーエリアへ進入したあと相手をかわし、右足でシュートを放ってポストを叩いた場面もありました。
このようなプレーだけを見ると「右利きではないか」と感じるかもしれません。しかし、利き足とは毎回必ず使用する足という意味ではありません。トップレベルの選手であれば、相手の位置や身体の向きに合わせて逆足を使う必要があります。カラフィオーリの場合も、基本は左足ですが、状況に応じて右足でも十分にプレーできるという理解が適切です。
左足はビルドアップでどのように生かされているのか
カラフィオーリの左足の価値は、単に左足でボールを蹴けることだけではありません。左サイドのディフェンダーとして自然な角度で前方を向けること、センターバックから縦方向へボールを動かせること、相手の守備を動かしながら自分でも前進できることが大きな特徴です。左利きであることと積極的なプレースタイルが組み合わさっています。
左センターバックではパスコースを作りやすい
左利きのセンターバックが左側に配置されるメリットの一つが、タッチライン側へ身体を開いた状態でボールを扱いやすいことです。カラフィオーリも左センターバックでプレーする場合、左足でボールを受け、そのまま左サイドや中央へパスを出せます。
右利きの選手が左センターバックを務める場合でも高いレベルでプレーすることは可能ですが、ボールを右足へ持ち替える動作が必要になる場面があります。左利きなら左足で受けた状態からスムーズに次のプレーへ進めるため、相手のプレスを受けた場面でも選択肢を維持しやすくなります。
特に後方から丁寧にボールを運ぶチームでは、この数歩や身体の角度の違いがビルドアップ全体へ影響します。カラフィオーリがセンターバックと左サイドバックの両方をこなせる理由の一つにも、左足で安定してボールを扱えることがあります。
縦パスだけでなく自分で前へ運べる
カラフィオーリを見るうえで注目したいのは、パスを出したらその場にとどまるタイプのディフェンダーではないことです。前方にスペースがあれば、自分でボールを持って守備ラインを越え、より高い位置まで進むことがあります。
左足でボールを身体の外側へ置きながら前進できるため、左サイドではタッチライン側のスペースを使いやすくなります。一方、相手が外側を閉じれば中央方向へ進む選択肢も持っています。つまり、左足は単なるキックのためだけでなく、ドリブルの方向や相手との距離を調整するためにも使われています。
カラフィオーリを見るときは、ボールを蹴った足だけでなく、ドリブル中にどちら側へボールを置いているかを見ると、左足がプレーの基準になっていることが分かりやすくなります。
左足から直接ゴールを狙える
ディフェンダーでありながら、攻撃参加からシュートまで持ち込めることもカラフィオーリの特徴です。前述したマンチェスター・シティ戦のように、ペナルティーエリア周辺から左足で直接ゴールを狙うこともできます。
左サイドバックだから左足でクロスを上げるだけ、という選手ではありません。中央へ入ってきた場合にはミドルシュートを狙えるため、相手からするとサイドへのパスだけを警戒すればよいわけではありません。このプレーの幅が、カラフィオーリの攻撃参加を予測しにくくしています。
左足のパスと持ち運びを組み合わせられる
左利きのディフェンダーでも、常にロングパスを狙う選手、ショートパス中心の選手など特徴はさまざまです。カラフィオーリの場合は、パスだけに限定せず、相手の守備位置を見ながら自分で前へ運ぶ選択を取れる点が重要です。
- 左足で近くの味方へ安全にパスする
- 左サイドへ展開して攻撃の幅を作る
- 中央への縦パスで相手の守備ラインを越える
- スペースがあれば自分でボールを持ち運ぶ
- 高い位置まで進んだあとクロスやシュートへつなげる
このように複数の選択肢を持つことで、相手はパスコースだけを消せばよいわけではなくなります。「左利きだから貴重」というより、左足を使ってパスとドリブルの両方から前進できることが、カラフィオーリの大きな強みと考えるとよいでしょう。
カラフィオーリは右足も使える?両利きとの違い

カラフィオーリは右足でもパスやシュートを行えるため、映像によっては両利きのように感じることがあります。ただし、基本的な利き足は左足です。「逆足を実戦で使える選手」と「左右をほぼ同じように使う両利き」は分けて考えた方が、プレースタイルを正確に理解できます。
右足を使うからといって両利きとは限らない
プロサッカーでは、利き足ではない側の足をまったく使わずにプレーすることは困難です。相手選手は当然ながら利き足側を警戒するため、逆足を使えなければパスやドリブルの方向を簡単に限定されてしまいます。
カラフィオーリも右足で短いパスを出したり、ドリブルのタッチを行ったり、シュートを狙ったりします。しかし、重要な局面で左足を選択することが多く、身体の使い方も左足を軸にしているため、「左利きだが右足も使える選手」という表現が最も理解しやすいでしょう。
右足シュートまで打てることは大きなメリット
左利きの選手が右足でもシュートできれば、ペナルティーエリア付近で選択肢が増えます。カラフィオーリはノッティンガム・フォレスト戦で相手をかわしたあと、右足でゴールを狙い、ポストに当てています。
この場面から分かるのは、右足が単にボールを止めるだけの補助的な足ではないことです。相手に左足側を切られたとしても、状況によっては右側へボールを動かしてフィニッシュできます。ディフェンダーとしては十分に攻撃の幅が広い選手といえます。
利き足を見分けるならボールを受ける場面に注目
選手の利き足を確認するとき、シュートだけを見ると判断を間違えることがあります。シュートは相手やボールの位置によって逆足を使用するケースが多いからです。それよりも、プレッシャーが弱い場面でどちらの足を自然に選んでいるかを見ると分かりやすくなります。
カラフィオーリの場合は、後方でボールを受ける場面、前方へパスを送る場面、ボールを持って前進し始める場面などで左足が基準になります。左足でボールを扱いながら周囲を確認し、必要になったときだけ右足を組み合わせる形です。
右足が使えることで守備でも選択肢が増える
逆足を使えることは攻撃だけのメリットではありません。ディフェンダーは自陣深くで相手からプレッシャーを受けるため、一方向へしかボールを処理できないと狙われやすくなります。
カラフィオーリの場合、左足を基本としながら右足側にもボールを逃がせるため、相手の寄せ方に応じて身体の向きを変えられます。もちろん、左足と右足の精度が完全に同一という意味ではありませんが、逆足を実戦で使えることがプレーの安定性につながっています。
左利きだからこそセンターバックと左サイドバックで強みが変わる
カラフィオーリの利き足を理解するうえでは、どのポジションでプレーしているかも重要です。アーセナルでは左サイドバックとして起用される場面があり、ボローニャ時代には中央の守備でも存在感を示しました。同じ左足でも、センターバックとサイドバックでは求められる使い方が変わります。
| 役割 | 左足が生きるポイント | 注目したいプレー |
|---|---|---|
| 左センターバック | 後方から自然な角度でパスを出せる | 縦パス、左サイドへの展開、持ち運び |
| 左サイドバック | 外側でボールを扱いやすい | オーバーラップ、クロス、前進 |
| 中央へ入る左サイドバック | 左足を基準に中盤へ参加できる | 中央でのパス交換、ドリブル、シュート |
| 高い位置への攻撃参加 | 左足からクロスとシュートを選べる | ペナルティーエリアへの進入、フィニッシュ |
カラフィオーリを見る場合、「今日は左サイドバックだからタッチライン沿いだけを動く」と決めつけないことがポイントです。試合展開によって中央やゴール前まで進むため、立ち位置と利き足の使い方を一緒に見ると特徴をつかみやすくなります。
左センターバックではビルドアップ能力が生きる
センターバックで起用された場合、カラフィオーリの左足は後方から攻撃を始めるための重要な武器になります。左側からボールを受けたあと、左足でタッチライン方向へ出すだけでなく、相手選手の間を通す縦方向のボールも選択できます。
さらに、相手がパスコースを消してくれば、自分で前へ持ち運ることができます。センターバックがボールを持ったまま中盤まで進めば、相手の選手を一人引きつけることになり、その分だけ味方にスペースが生まれます。
このため、カラフィオーリの価値は守備と左足のパスを別々に考えるのではなく、「守備者が自分で攻撃の起点になれる」という形で理解した方が実際のプレーに近くなります。
左サイドバックでは外側と中央の両方へ動ける
左サイドバックとしてプレーすると、左利きであることはより分かりやすい利点になります。左足でボールを外側へ運べるため、そのままタッチライン方向へ進み、クロスを狙うことができます。
ただし、カラフィオーリは常に外側へ進むだけではありません。状況によっては中央へ移動し、中盤の選手のような位置でボールを受けることがあります。そこからさらに前へ進み、ペナルティーエリア付近まで顔を出すこともあります。
この動きがあるため、一般的な「左足で縦へ走ってクロスを上げる左サイドバック」というイメージだけでは説明しきれません。左足を軸にしながら、中央でもプレーできることが特徴です。
ポジションが変わっても左足がプレーの基準になる
センターバック、左サイドバックのどちらで出場しても、カラフィオーリの基本となるのは左足です。ただし、同じ左足でも求められるプレーは異なります。
センターバックなら安全にボールを前進させるパスや相手の第一列を越える持ち運びが重要になります。左サイドバックなら、サイドでの前進だけでなく中央への移動やペナルティーエリアへの攻撃参加も増えます。そのため試合を見る際は、利き足だけでなく「どこから左足を使っているか」に注目すると面白さが増します。
カラフィオーリの利き足を知ると試合で見るべきポイントが分かる
カラフィオーリが左利きだと分かったうえで試合を見ると、単純なパス成功・失敗以外にも多くのポイントが見えてきます。特に注目したいのは、左足を使ってどこへボールを動かすか、右足へ持ち替えるタイミング、守備位置からどこまで前進するかです。
左足で最初にどこへパスするかを見る
最初に注目したいのは、自陣でボールを受けた直後の選択です。近くの味方へ安全に出すのか、中央へ縦パスを入れるのか、左サイドへ大きく展開するのかによって、攻撃の進め方が変わります。
カラフィオーリがフリーでボールを持っているのにすぐパスを出さない場合は、前方へ持ち運ぶスペースを探している可能性があります。守備者が一歩前へ出るだけでも相手の守備配置を動かせるため、パスを出す前の動きにも注目すると特徴が分かりやすくなります。
相手が左足を封じたときの対応を見る
対戦相手もカラフィオーリが左利きであることを把握しています。そのため、左足側へのパスコースを閉じたり、左足で前を向かせないようにプレッシャーをかけたりすることがあります。
そこで右足を使ってボールを動かせるか、身体を入れ替えて再び左足側へ持っていけるかが重要になります。右足でシュートまで狙えるカラフィオーリの場合、単純に左側を閉じれば完全に止められるわけではありません。逆足を使えることが、左足の強みをさらに生かす要素になっています。
左サイドバックなのに中央へ入る動きに注目する
カラフィオーリを見るときに見落としやすいのが、スタート位置と実際のプレー位置の違いです。メンバー表では左サイドバックでも、攻撃時には中央やかなり高い位置まで移動することがあります。
そのため「左SBなのに、なぜこんなところにいるのか」と感じる場面があるかもしれません。しかし、これはポジションを離れて無秩序に動いていると単純に判断するものではなく、チームの配置や試合状況に合わせた動きとして見る必要があります。
左足でサイドから前進でき、中央でもボールを扱え、さらにゴール前まで進入できることが、カラフィオーリを単純なサイドバックに分類しにくい理由の一つです。
利き足の情報だけで選手を評価しないことも重要
左利きのセンターバックは戦術上価値があるとよく言われますが、「左利きだから優れた選手」という意味ではありません。守備力、判断速度、パス精度、ポジショニング、対人能力など、ディフェンダーとして必要な要素は多岐にわたります。
カラフィオーリの場合、左利きであることに加えてセンターバックと左サイドバックを経験し、前方への持ち運びや攻撃参加もできることが特徴です。利き足はそのプレースタイルを構成する一つの重要な要素として捉えるのが適切です。
利き足について間違えやすいポイントとプロフィール確認時の注意点

選手の利き足を調べる際は、データサイトごとの表記だけで判断すると情報が分かりにくくなることがあります。カラフィオーリの場合は実際のプレーと公式の記述から左足が基準だと確認できますが、右足も使うため映像だけでは迷う人もいるでしょう。最後に間違えやすい点を整理します。
「左サイドでプレーするから左利き」ではない
カラフィオーリは左サイドでプレーする機会が多いため、「左サイドバックだから左利きなのだろう」と判断したくなります。しかし、ポジションと利き足は別の情報です。右利きで左サイドバックを務める選手も珍しくありません。
カラフィオーリが左利きと判断できるのは、ポジションだけが理由ではなく、公式情報で左利きとして扱われており、実際のプレーでも左足を中心にボールを扱っているためです。ポジションから推測するのではなく、複数の材料を組み合わせることが大切です。
「右足でシュートした=右利き」でもない
反対に、右足でシュートする場面があるから右利きと判断するのも適切ではありません。試合ではボールが置かれた位置や相手の守備によって、利き足ではない足でプレーしなければならない状況があります。
カラフィオーリには右足でゴールを狙う場面が実際にありますが、一方でアーセナルでの印象的なマンチェスター・シティ戦のゴールは左足によるものでした。試合全体を見ると、左足を基準にしながら必要に応じて右足を組み合わせていることが分かります。
所属や背番号と違い、利き足は頻繁に変わる情報ではない
所属クラブ、背番号、代表での背番号、主な起用ポジションなどはシーズンや試合によって変化します。一方、利き足は選手の基本的な身体特性なので、所属クラブが変わったからといって通常は変わりません。
カラフィオーリについて最新情報を確認するときも、「利き足は左」という基本情報と、「現在どのポジションで起用されているか」は分けて考えるのがおすすめです。2026年時点でもアーセナル所属のディフェンダーであり、クラブでは33番を着用していますが、試合ごとの役割はチーム事情や戦術によって変わります。
カラフィオーリを見るなら左足と立ち位置をセットで確認する
試合観戦で最も分かりやすい確認方法は、左足そのものより「左足をどの位置で使っているか」を見ることです。同じ左足のパスでも、自陣のセンターバック位置から出すパスと、相手ペナルティーエリア付近から出すパスでは意味が大きく異なります。
センターバック位置から自分で前進し、中盤を越えてさらに攻撃へ参加する場面があれば、カラフィオーリらしい特徴が表れています。左利きという情報を出発点にして、持ち運び、立ち位置、逆足の使い方まで観察するとプレースタイルをより理解しやすくなります。
まとめ
カラフィオーリの利き足は左足です。イタリア代表でも左利きのディフェンダーとして扱われ、アーセナルでは左足によるビルドアップ、持ち運び、シュートが大きな武器になっています。一方で右足も実戦で使用でき、右足でシュートを狙う場面もあるため、単純に「左足しか使えない選手」ではありません。センターバックでは左足からの組み立て、左サイドバックでは外側と中央を行き来する動きに注目すると特徴が分かります。試合を見る際は、どちらの足で蹴ったかだけでなく、左足を基準にどの位置へボールを運び、右足をどの場面で使い分けているかを見るのがおすすめです。

