FC東京セセレクションジュニアユースを調べている方が最初に知っておきたいのは、FC東京のU-15には「U-15深川」と「U-15むさし」があり、それぞれ別にセレクションが実施されていることです。直近の2027年度加入向けセレクションでは、対象は小学6年生、募集人数はフィールドプレーヤー・ゴールキーパーともに若干名で、自宅から各練習場所まで90分以内で通えることが原則とされました。この記事では、最新の公式募集要項を基準に、対象年齢、参加費、会場、申込方法、選考の流れ、深川とむさしの違い、受験前に確認しておきたいポイントまで整理します。
FC東京ジュニアユースのセレクション最新情報
2026年9月30日時点で確認できる直近の募集は、2027年度加入のFC東京U-15深川・U-15むさしセレクションです。いずれも2026年春に募集され、1次セレクションはすでに終了しています。そのため、これから受験を検討する場合は、次年度の募集要項がFC東京公式サイトのアカデミー情報で発表されるのを確認する必要があります。
| 項目 | U-15深川 | U-15むさし |
|---|---|---|
| 直近の募集 | 2027年度加入 | 2027年度加入 |
| 対象 | 小学6年生 | 小学6年生 |
| 直近募集の生年月日 | 2014年4月2日~2015年4月1日 | 2014年4月2日~2015年4月1日 |
| 募集人数 | FP・GKとも若干名 | FP・GKとも若干名 |
| 1次セレクション | 2026年5月30日 | 2026年5月23日 |
| 参加費 | 4,400円 | 4,400円 |
| 主な会場 | 東京ガス深川グランド | 東京学芸大学附属小金井中学校 |
| 通学条件 | 練習場所まで原則90分以内 | 練習場所まで原則90分以内 |
| 2次以降 | 合格者へ案内 | 合格者へ案内 |
2027年度加入セレクションはすでに終了している
2027年度加入向けでは、U-15むさしの1次セレクションが2026年5月23日、U-15深川が5月30日に行われました。1次合格者もすでに公式に発表されているため、2026年9月30日時点から新たに申し込むことはできません。
これからFC東京ジュニアユース入りを目指す場合、重要なのは前年の日程をそのまま翌年にも当てはめないことです。開催時期や締切、対象学年、参加費、手続き方法は年度によって変更される可能性があるため、必ず受験する年度の公式募集要項を確認してください。
対象は原則として小学6年生
直近の2027年度加入向けでは、現在小学6年生で、2014年4月2日から2015年4月1日までに生まれた選手が対象でした。フィールドプレーヤーだけでなくゴールキーパーも募集対象です。
つまり、FC東京U-15の一般セレクションは、中学校進学と同時にジュニアユースへ加入する選手を選ぶ形が基本です。「中学1年生になってから受けたい」と考えている場合は、通常の新年度加入セレクションと条件が異なる可能性があるため、追加募集などがない限り小学6年時の情報確認が重要になります。
合格人数は「若干名」で公開されている
直近の公式募集では、深川・むさしともに募集人数は「若干名」とされています。過去には具体的な募集人数が示された年度もありますが、最近の募集に古い数字を当てはめて「何人合格する」と考えるのは適切ではありません。
また、応募人数全体や最終合格者数が毎年度すべて公表されているわけではないため、「合格率は何%」という正確な数字も公式情報だけでは算出できません。インターネット上に合格率の推測があっても、公式発表されていない数字は参考程度に考える必要があります。
fc東京セレクションジュニアユースは深川とむさしの2チームがある
FC東京のU-15年代には「FC東京U-15深川」と「FC東京U-15むさし」があります。どちらもFC東京のアカデミーですが、主な活動場所が異なります。実力だけでなく、3年間継続して練習へ通えるかという生活面まで考えて選ぶことが大切です。
U-15深川は東京ガス深川グランドが主な拠点
2027年度加入セレクションのU-15深川の会場は、東京都江東区猿江2-15-10の東京ガス深川グランドでした。最寄り駅は都営新宿線・東京メトロ半蔵門線の住吉駅で徒歩5分、JR総武線の錦糸町駅からは徒歩15分と案内されています。
募集要項では、自宅から東京ガス深川グランドまで90分以内で通えることが原則とされています。そのため、単にセレクション当日に行けるかではなく、中学校生活と並行しながら日常的に通える距離かどうかを確認しておく必要があります。
U-15むさしは小金井方面が主な活動エリア
2027年度加入のU-15むさし1次セレクションは、東京都小金井市貫井北町4-1-1の東京学芸大学附属小金井中学校人工芝グランドで実施されました。公式案内では、JR中央線の武蔵小金井駅または国分寺駅から徒歩15分とされています。
むさしについても、自宅から練習場所まで90分以内で通えることが原則です。東京23区西部、多摩地域、埼玉方面などから検討する場合でも、乗換時間や練習終了後の帰宅時間まで含めて現実的に確認しておくことが重要です。
深川とむさしは通いやすさで比較すると分かりやすい
「どちらの方が受かりやすいか」で選ぶのではなく、まず通学・練習環境を基準に考える方法が現実的です。公式にチーム別の合格率は公表されておらず、「深川の方が難しい」「むさしの方が入りやすい」と数字で断定できる根拠はありません。
| 比較ポイント | 深川 | むさし |
|---|---|---|
| 主なエリア | 東京都東部 | 東京都多摩地域 |
| 直近1次会場 | 東京ガス深川グランド | 東京学芸大学附属小金井中学校 |
| 最寄りの目安 | 住吉駅・錦糸町駅 | 武蔵小金井駅・国分寺駅 |
| 通える範囲 | 練習場所まで原則90分以内 | 練習場所まで原則90分以内 |
| 公式の合格率 | 公表なし | 公表なし |
なお、練習見学についてはFC東京の案内上、U-15深川は深川グランドでの練習を見学できる場合があります。一方、U-15むさしは施設の都合で練習見学不可とされています。見学条件は今後変更される可能性があるため、実際に行く前には最新の公式案内を確認してください。
FC東京U-15セレクションの申し込み方法と当日までの流れ

直近の募集では、単に申込フォームを送信するだけでは手続き完了になりません。選手本人名義のJリーグID作成、申込フォーム登録、参加費の支払い、参加チケット発券、受験承諾書の準備まで必要でした。締切直前に始めると発券や書類準備が間に合わない可能性があるため、募集開始後は早めの確認が安全です。
最初に選手本人名義のJリーグIDを用意する
2027年度加入向けでは、セレクションを受験する選手名義のJリーグIDが必要でした。保護者名義ではなく、受験する選手自身の名義で登録する点が重要です。
すでに本人名義のJリーグIDがあればログインして進み、持っていない場合は新規取得してから申込フォームへ進む流れでした。連絡は登録メールアドレスへ届くため、入力間違いがないかも確認しておきます。
申込フォームと参加費支払いの両方を完了させる
直近の参加費は、深川・むさしとも4,400円でした。ただし、チケット発券時のシステム利用料や発券手数料、決済方法による手数料が別途必要となる場合があります。
申込フォームを入力しただけではなく、指定された期限までに参加費の支払いまで完了させる必要があります。年度によって金額や方法が変わる可能性があるため、過去の参加費を基準に振り込まず、その年の案内に従ってください。
セレクション参加チケットを発券する
2027年度加入向けでは、Jリーグチケットを利用して参加費を支払い、セブン-イレブンでセレクション参加チケットを発券する仕組みでした。メールに届く払込票番号を確認して店舗で発券します。
クレジット決済など一部の支払い方法では、不正利用防止のため購入から発券可能になるまで時間が必要と案内されていました。締切ぎりぎりに申し込むと手続きが間に合わない可能性があるため、募集開始後なるべく早く完了させる方が安心です。
受験承諾書は所属チーム代表者の署名にも注意
公式ページから受験承諾書をダウンロードし、必要事項を記入して参加チケットを貼り付けます。現在サッカーチームに所属している場合は、所属チームの代表者や監督などによる直筆署名が必要とされました。
所属チームがない場合は代表者の署名は不要とされています。所属チームの承諾が必要な選手は当日直前ではなく、早めに監督やコーチへセレクション受験の意思を伝えておくと手続きを進めやすくなります。
申し込みから当日までの手順を整理
直近の公式案内をもとにすると、準備は次の順番です。翌年度以降も同じ方式とは限らないため、実際にはその年度の募集ページを優先してください。
- FC東京公式サイトで対象年度の募集要項を確認する
- 深川・むさしの対象条件と通学条件を確認する
- 受験選手本人名義のJリーグIDを作成する
- 申込フォームを入力する
- 参加費を支払う
- セレクション参加チケットを発券する
- 受験承諾書をダウンロードして記入する
- 所属チームがある場合は代表者の直筆署名をもらう
- 参加チケットを受験承諾書へ貼付する
- 当日に必要書類を受付へ提出する
書類に不備がある場合、セレクションへ参加できない可能性があると公式に案内されています。プレーの準備だけでなく、申請手続きまで含めて受験準備と考えることが重要です。
セレクションでは何を見られる?受験前に準備したいポイント
FC東京は各年度の募集ページで、1次セレクションの詳細な評価項目や配点を公開しているわけではありません。そのため、「このプレーをすれば受かる」と断定することはできません。対策では特殊な練習を増やすより、普段の試合で発揮している技術、判断、運動量、コミュニケーションを限られた時間でも出せる状態にすることが大切です。
評価基準を勝手に決めつけない
インターネット上では「ドリブルがうまい子が有利」「足が速い子しか受からない」「身長が必要」といった情報を目にすることがあります。しかし、FC東京がセレクションの詳細な採点基準をすべて公開しているわけではありません。
特定の能力だけに偏って準備すると、本来の良さを出しにくくなる可能性があります。ボールを持った場面だけでなく、ボールを持っていない時間のポジショニング、守備への切り替え、周囲との連係なども普段のサッカーとして丁寧に行う方が自然です。
短時間でも自分の特徴を出せるようにする
セレクションでは普段所属していない選手同士でプレーする可能性があります。その環境では、いつものチームほど自分の特徴を理解してもらえているとは限りません。
だからといって、無理に目立つドリブルやシュートを繰り返す必要はありません。例えばパスが得意な選手なら素早く味方を見つける、守備が得意なら予測やカバーを示す、サイドの選手なら幅や突破力を生かすなど、自分が普段評価されているプレーを明確にしておくことが準備になります。
ボールを持っていない時間も止まらない
セレクション対策というとボールタッチやドリブル練習へ意識が向きがちですが、試合形式では1人がボールを持っている時間は限られています。ボールがないときの動きも、自分のプレーを成立させる重要な要素です。
パスを出した後に次の場所へ動く、相手の背後を狙う、味方がボールを失ったら守備へ切り替える、ボール保持者が困っていればパスコースを作るといった基本動作を習慣化しておくと、知らない選手と組んだ場合にもプレーしやすくなります。
声を出す目的を理解する
大きな声を出せば評価されるとは限りませんが、試合中に必要な情報を伝えるコミュニケーションはチームプレーに役立ちます。「フリー」「ターン」「時間ある」「後ろ」「右」といった具体的な情報を短く伝えられると、味方との連係を取りやすくなります。
逆に、意味なく声を張り続けたり、味方のミスへ強い言葉をかけたりする必要はありません。初対面の選手とも協力してプレーできるよう、普段の練習から適切な声かけを習慣にしておくことが実践的です。
体調をピークへ合わせることも対策になる
セレクション直前に練習量を急激に増やし、疲労や痛みを残した状態で当日を迎えるのは避けたいところです。数日前から新しい技術を身につけようとするより、睡眠、食事、水分補給、コンディション管理を整えることの方が当日のプレーには直結します。
普段履いているスパイクやトレーニングシューズなど、使い慣れた用具を準備し、募集要項に記載された持ち物も前日までに確認しておきましょう。
合格率・スクール所属・ポジションで有利不利はあるのか
FC東京ジュニアユースのセレクションを調べると、「合格率は?」「FC東京のスクール生なら有利?」「GKなら入りやすい?」といった疑問が出てきます。ただし、公式に示されていない情報を推測で断定することはできません。確認できる事実と、判断できない部分を分けて考えることが大切です。
正確な合格率は公式には公表されていない
直近の募集人数は深川・むさしとも「若干名」です。一方で、すべての応募者数や最終加入者数を使った合格率が公式に示されているわけではありません。
1次セレクション合格者の受験番号が発表される年度はありますが、それだけでは最初に何人が受験したか、最終的に何人加入したかまで分からないため、正式な合格率は計算できません。「倍率10倍」「合格率数%」など具体的な数字を見る場合は、その根拠が公式発表なのかを確認する必要があります。
FC東京スクール生なら自動的に有利とは言えない
FC東京にはサッカースクールがありますが、スクールへ通っていることだけでU-15への加入が保証されるわけではありません。ジュニアユースのセレクションは、加入選手を選考する別の機会として考える必要があります。
スクール経験によってFC東京の指導環境に触れる機会はありますが、「スクール生だから合格する」「スクールへ入らなければジュニアユースに入れない」という意味ではありません。受験資格はその年度のセレクション募集要項で確認してください。
ゴールキーパーだから簡単とは限らない
直近募集ではフィールドプレーヤーとゴールキーパーの両方が対象で、いずれも募集人数は若干名とされています。GKはFPより応募者が少ない可能性を想像する人もいますが、公式の応募人数やポジション別倍率が公開されていない以上、「GKの方が受かりやすい」とは断定できません。
ポジションを変えて合格可能性を上げようとするより、普段プレーしているポジションで能力を発揮できるよう準備する方が自然です。複数ポジションを経験している場合は、申込時の入力項目や当日の案内に従ってください。
深川とむさしのどちらが受かりやすいかは判断できない
深川とむさしでは活動拠点が異なりますが、公式な合格倍率の比較は公表されていません。そのため、「こちらの方が受かりやすい」という理由だけで受験先を決める根拠はありません。
むしろ重要なのは、加入した場合に3年間継続して通えるかです。学校から練習場所までの移動、帰宅時間、保護者の送迎の必要性、交通費などを具体的に確認し、現実的な方を検討することが重要です。
次回のFC東京ジュニアユースセレクションに向けて確認すること

次年度の受験を考えている場合、前年の日程から予想して準備することはできますが、正式な募集要項が出る前に対象条件や開催日を断定することはできません。FC東京公式サイトでは、アカデミーのセレクション情報が案内されるため、小学6年になる前後から定期的に確認しておくと見逃しを防げます。
募集発表を待たずに通学時間を調べておく
直近では深川・むさしとも、練習場所まで自宅から原則90分以内という条件が設定されました。次回も同じ条件とは限りませんが、受験候補を考える段階で実際の移動時間を調べておく価値があります。
休日昼間の所要時間だけではなく、平日の夕方や夜に電車・バスで移動した場合も確認しましょう。中学校から一度自宅へ戻るのか、そのまま練習へ行くのかでも負担は変わります。
所属チームには早めに相談する
直近の受験承諾書では、現在チームに所属している選手について所属チーム代表者の直筆署名が必要でした。監督や代表者へ何も伝えずに締切直前になって依頼すると、書類準備が間に合わない可能性があります。
FC東京を目指していることを早めに相談すれば、セレクションまでに改善したいプレーについて現在の指導者からアドバイスを受けることもできます。所属チームとの関係を大切にしながら準備することが重要です。
メール受信設定も見落としやすい
受験番号、集合時間、次の選考案内などはメールで連絡されます。直近募集ではFC東京のドメインから案内が届くため、受信拒否設定や迷惑メールフォルダにも注意するよう案内されていました。
申し込み後は「申込完了メールが届いたから終わり」と考えず、1次セレクションの詳細案内が届いているかを確認してください。メールアドレスの入力ミスも事前に確認しておきましょう。
申し込み前のチェックリスト
正式な募集が始まったら、次の項目を上から確認すると手続き漏れを減らせます。
- 受験年度と対象学年・生年月日が合っているか
- 深川・むさしのどちらを受験するか
- 自宅から練習場所までの時間が条件内か
- 1次セレクション日と予備日の予定を空けられるか
- 参加費と別途手数料を確認したか
- 選手本人名義のJリーグIDを用意したか
- 申込フォーム送信と支払いの両方を完了したか
- 参加チケットを発券したか
- 受験承諾書を準備したか
- 所属チーム代表者の署名が必要か確認したか
- 当日の持ち物と集合時間を確認したか
- FC東京からのメールを受信できる設定か
特に注意したいのは、申込フォーム、支払い、チケット発券、受験承諾書が別々の手続きになっている点です。最新年度で方式が変わる可能性もあるため、募集ページを最初から最後まで確認して進めてください。
まとめ
FC東京セセレクションジュニアユースは、FC東京U-15深川とU-15むさしでそれぞれ実施されています。直近の2027年度加入向けでは小学6年生を対象とし、募集人数はFP・GKとも若干名、参加費は4,400円、自宅から練習場所まで原則90分以内という条件でした。2026年9月30日時点では直近セレクションは終了しているため、これから受験する場合は次年度の公式発表を確認する必要があります。合格率や深川・むさしの難易度差は公式に公表されていないため、噂だけで判断せず、通いやすさ、対象条件、申込手続き、普段のプレーを発揮する準備を優先しましょう。

