アルワスルはどこのクラブ?所属リーグ・選手・成績・スタジアムを完全解説

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アルワスルは、アラブ首長国連邦のドバイを本拠地とするプロサッカークラブです。正式にはアル・ワスルFCと表記され、UAE国内リーグで8度の優勝を記録するなど、同国を代表するクラブの一つです。2023-24シーズンにはリーグとプレジデンツカップの2冠を達成し、近年はAFC主催のアジア大会にも継続して登場しています。この記事では、どこの国のクラブなのか、歴史、タイトル、現在の監督と主な選手、本拠地ザビール・スタジアム、アル・ナスルなど似た名前のクラブとの違いまで整理します。

  1. アルワスルとはどこのクラブ?まず知っておきたい基本情報
    1. アル・ワスルはドバイを代表する歴史あるクラブ
    2. 現在の名前になったのは1974年
    3. 愛称は「エンペラー」
  2. アルワスルがUAEの名門と呼ばれる理由と主なタイトル
    1. UAEリーグで8度の優勝
    2. 2023-24シーズンは17年ぶりのリーグ制覇
    3. 同シーズンにプレジデンツカップも制覇
    4. 国内以外にもタイトルとアジアでの実績がある
  3. 2026年のアル・ワスルはどんなチーム?監督と注目選手
    1. 監督はルイ・ヴィトーリア
    2. ファビオ・リマはクラブを代表する存在
    3. 2026-27シーズンに確認できる主な選手
    4. ディエゴ・マラドーナも監督を務めた
  4. アジア大会で見るアル・ワスルの現在地
    1. 2024-25 ACLエリートはラウンド16へ進出
    2. 2025-26 ACL Twoではグループ首位からベスト8
    3. 2025-26 UAEリーグは3位
    4. 2026-27シーズンはACLエリートへ
  5. 本拠地ザビール・スタジアムの場所と現地観戦のポイント
    1. ザビール・スタジアムはドバイ市内にある
    2. 公共交通機関だけで完全に目の前まで行けるとは限らない
    3. 試合日とチケットはその都度確認する
  6. アル・ナスルやアル・アインとは別クラブ?間違えやすいチームを整理
    1. ロナウド所属で知られるアル・ナスルはサウジアラビア
    2. ドバイにも「アル・ナスル」がある
    3. アル・アインとも別クラブ
    4. アル・ワスルを追うなら大会名にも注意
  7. アル・ワスルをこれから見る人が押さえたい5つのポイント
    1. まず「UAE・ドバイのクラブ」と覚える
    2. 現在だけでなく2023-24シーズンを見ると分かりやすい
    3. 選手を見るならファビオ・リマから入る
    4. 移籍情報はシーズン表記を確認する
    5. AFC大会から見ると他国クラブとの力関係が分かる
  8. まとめ

アルワスルとはどこのクラブ?まず知っておきたい基本情報

アル・ワスルFCは、UAE最大都市の一つであるドバイのザビール地区を拠点とするクラブです。1960年に前身となるアル・ザマレクとして設立され、1974年に現在のアル・ワスルという名称になりました。国内リーグだけでなくAFCチャンピオンズリーグエリートなどアジアの舞台でも見る機会があります。

項目 内容
クラブ名 Al Wasl FC/アル・ワスルFC
国 アラブ首長国連邦(UAE)
本拠地 ドバイ・ザビール地区
創設 1960年
所属 UAEプロリーグ
ホームスタジアム ザビール・スタジアム
リーグ優勝 8回
プレジデンツカップ 3回
代表的な愛称 エンペラー(皇帝)
2026年9月時点の監督 ルイ・ヴィトーリア
2026-27シーズンのアジア大会 AFCチャンピオンズリーグエリート

日本でアル・ワスルを知るきっかけとしては、AFCの国際大会でサウジアラビアやカタールなどの有力クラブと対戦するケースが多いでしょう。過去にはディエゴ・マラドーナが監督を務めたことでも世界的に知られています。

アル・ワスルはドバイを代表する歴史あるクラブ

アル・ワスルの所在地はドバイのザビールです。現在では巨大都市として知られるドバイですが、クラブの始まりは1960年までさかのぼります。当時、ザビールに住む若者たちがスポーツを楽しむために集まり、アル・ザマレクというクラブを設立したのが原点です。

クラブ公式の歴史によれば、会員が増えたため小さな家を借り、メンバーが費用を出し合いながら活動を続けていました。現在の大規模なプロクラブとは大きく異なる、地域のスポーツクラブからスタートしたことが分かります。

現在の名前になったのは1974年

1974年、アル・シュラとアル・オルーバというクラブが当時のアル・ザマレクに統合され、クラブ名がアル・ワスルへ変更されました。クラブ公式では「アル・ワスル」はドバイの旧称として説明されています。

そのため、クラブ名は単なるチーム名というより、ドバイとの結び付きが非常に強い名称です。アル・ワスルについて調べる際は、「UAEのクラブ」「ドバイのクラブ」と覚えておくと、同じ中東地域にある似た名称のチームと区別しやすくなります。

愛称は「エンペラー」

アル・ワスルでは「The Emperor」という愛称が公式に使用されており、日本語では「皇帝」と訳せます。クラブの記事では「The Cheetahs」という表現が使われることもありますが、クラブを象徴する代表的な呼称として知っておきたいのがエンペラーです。

チームカラーでは黄色が印象的で、試合映像を見る際にもアル・ワスルを見分ける大きな手掛かりになります。

アルワスルがUAEの名門と呼ばれる理由と主なタイトル

アル・ワスルを理解するうえで最も重要なのが国内で積み重ねてきた実績です。リーグ優勝は8回、UAEプレジデンツカップは3回を数えます。特に2023-24シーズンは長く待ち望まれていたリーグ制覇とカップ優勝を同時に成し遂げ、近年のクラブ史を代表するシーズンになりました。

UAEリーグで8度の優勝

アル・ワスルはUAE国内最高峰リーグで8回の優勝を記録しています。1980年代には特に大きな成功を収め、クラブ公式によると同年代だけで4回のリーグタイトルを獲得しました。

また、1974年に始まったUAEリーグの全シーズンに参加してきたクラブとしても紹介されています。単純に優勝回数だけを見るのではなく、長期間にわたりトップカテゴリーで戦ってきたことがアル・ワスルの歴史を理解するポイントです。

2023-24シーズンは17年ぶりのリーグ制覇

近年最大の出来事が2023-24シーズンのリーグ優勝です。アル・ワスルは2024年5月、シャバブ・アル・アハリを3-0で破って優勝を決定しました。これがクラブ史上8回目のリーグタイトルで、前回から17年ぶりの優勝でした。

長くリーグタイトルから遠ざかっていたクラブが再び頂点に立ったことで、アル・ワスルは過去の名門というだけではなく、現代のUAEサッカーでもタイトルを狙えるクラブであることを示しました。

同シーズンにプレジデンツカップも制覇

2023-24シーズンはリーグだけではありません。2024年5月17日のUAEプレジデンツカップ決勝では、同じドバイを拠点とするアル・ナスルを4-0で破り、クラブ史上3度目となるカップ優勝を果たしました。

決勝ではファビオ・リマが2得点し、ハリス・セフェロヴィッチとアリ・サレーも得点しました。リーグと主要カップを同じシーズンに獲得したため、2023-24シーズンは現在のアル・ワスルを知るうえで欠かせない転換点です。

国内以外にもタイトルとアジアでの実績がある

クラブ公式が掲載する主なタイトルには、リーグ8回、プレジデンツカップ3回のほか、フェデレーションカップ1回、GCCチャンピオンズリーグ1回、UAE・カタール・スーパーカップ1回があります。

さらに1993年にはアジア最高峰のクラブ大会で3位に入りました。現在のアジア大会と大会名や方式は異なりますが、UAE勢として早い時期から大陸大会で結果を残してきたクラブであることが分かります。

  • UAE国内リーグ優勝:8回
  • UAEプレジデンツカップ優勝:3回
  • フェデレーションカップ優勝:1回
  • GCCチャンピオンズリーグ優勝:1回
  • UAE・カタール・スーパーカップ優勝:1回
  • 1993年のアジア最高峰クラブ大会で3位

大会名称や大会方式は時代によって変化しているため、過去と現在のアジア大会を単純に同一条件で比較しないことも重要です。

2026年のアル・ワスルはどんなチーム?監督と注目選手

2026年9月時点では、ポルトガル人指導者ルイ・ヴィトーリアがトップチームを率いています。ファビオ・リマを中心に、ニコラス・ヒメネス、アリ・サレー、レナト・タピア、アドリエウソンら複数国の選手が在籍しています。選手移籍が多い中東クラブだけに、検索時には対象シーズンを確認することが大切です。

監督はルイ・ヴィトーリア

ルイ・ヴィトーリアは2026年2月にアル・ワスルのトップチーム監督へ就任しました。ポルトガルのベンフィカを率いた実績があり、同クラブではプリメイラ・リーガを2度制しています。

その後はサウジアラビアのアル・ナスル、スパルタク・モスクワ、エジプト代表、パナシナイコスなどを指揮しました。中東での指導経験もあるため、アル・ワスルにとっては国際経験を持つ監督を迎えた形です。

ファビオ・リマはクラブを代表する存在

現在のアル・ワスルを長期間見てきた選手として欠かせないのがファビオ・リマです。2014年からクラブに在籍し、2025年には契約更新が発表されています。

クラブが2025年6月の契約更新時に公表した数字では、アル・ワスルで352試合に出場し263得点、80アシストを記録していました。また当時、UAEリーグにおけるアル・ワスルでの得点数は176得点と発表されています。集計対象や更新時期によって数字は変わるため、通算記録を見る場合は何年時点かを確認すると混乱しません。

2023-24シーズンのプレジデンツカップ決勝でも2得点を挙げるなど、大きな試合で結果を残してきました。近年のアル・ワスルを調べるなら、最初に覚えておきたい選手です。

2026-27シーズンに確認できる主な選手

2026-27シーズンのクラブ公式トップチームには、さまざまな国籍とタイプの選手が登録されています。特にアジア大会を見る場合は、次の名前を押さえておくと試合を追いやすくなります。

選手 主なポジション 見るポイント
ファビオ・リマ ミッドフィールダー 長期間在籍するクラブの象徴的存在
ニコラス・ヒメネス ミッドフィールダー 中盤から攻撃に関与する主力の一人
レナト・タピア ミッドフィールダー 中盤を支える経験豊富な選手
アリ・サレー フォワード UAE人攻撃陣で注目したい選手
マテウス・サウダーニャ フォワード 前線の得点源候補
アドリエウソン ディフェンダー 中央守備を担う選手
ペドロ・マリェイロ ディフェンダー サイドからの攻撃参加にも関わる選手
ディンコ・ホルカシュ ゴールキーパー ゴールを守る選択肢の一人

中東クラブでは移籍期間に選手構成が大きく変わることがあります。そのため、過去の試合記事に登場する選手が現在も在籍しているとは限りません。最新メンバーを確認するときは、クラブ公式のファーストチーム一覧とUAEプロリーグの登録情報を優先すると確実です。

ディエゴ・マラドーナも監督を務めた

アル・ワスルが世界的に注目された時期の一つが、ディエゴ・マラドーナの監督就任です。アルゼンチン代表を1986年ワールドカップ優勝へ導いた選手として知られるマラドーナは、2011年にアル・ワスルの監督へ就任しました。

在任は長期間ではなく、2012年にクラブを離れています。それでも世界的スターだったマラドーナが指揮したことで、それまでUAEサッカーに詳しくなかった海外のファンにもアル・ワスルの名前が知られるきっかけとなりました。

アジア大会で見るアル・ワスルの現在地

アル・ワスルは国内だけを見ておけばよいクラブではありません。2024-25シーズンにAFCチャンピオンズリーグエリートの決勝トーナメントへ進み、2025-26シーズンはAFCチャンピオンズリーグTwoでベスト8に進出しました。2026-27シーズンは再びアジア最高峰のACLエリートに参戦しています。

2024-25 ACLエリートはラウンド16へ進出

2024-25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリートでは、リーグステージを突破しました。アル・ガラファやアル・ショルタから勝利を挙げ、アル・サッドなどとも対戦しています。

ラウンド16ではカタールのアル・サッドと対戦しましたが、2試合合計2-4で敗退しました。優勝には届かなかったものの、アジア最高峰大会でリーグステージを突破してノックアウトステージまで進んだ実績は、当時のチームの競争力を知る材料になります。

2025-26 ACL Twoではグループ首位からベスト8

翌2025-26シーズンはAFCチャンピオンズリーグTwoに出場しました。グループステージではエステグラル、アル・ムハッラク、アル・ウェフダットと同組になり、6試合4勝2分けの無敗、勝点14でグループ首位となりました。

特に初戦ではイランのエステグラルを7-1で破っています。ラウンド16ではアル・ザウラーとの第1戦を2-3で落としたものの、第2戦を延長の末4-2で勝利し、2試合合計6-5で逆転突破しました。

準々決勝ではサウジアラビアのアル・ナスルと対戦し、0-4で敗退しました。クリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルとの対戦だったため、日本を含む海外のサッカーファンがアル・ワスルを検索するきっかけにもなりやすいカードです。

2025-26 UAEリーグは3位

2025-26シーズンのUAEプロリーグでアル・ワスルは26試合を戦い、勝点48で3位となりました。シーズン後半には順位を上げ、上位でシーズンを終えています。

2023-24シーズンの優勝から毎年リーグ制覇を続けているわけではありませんが、国内上位を争いながらAFC大会にも出場するクラブという位置付けで見ると分かりやすいでしょう。

2026-27シーズンはACLエリートへ

2026-27シーズンは再びAFCチャンピオンズリーグエリートに出場しています。2026年9月に行われたリーグステージ初戦では、サウジアラビアのアル・カーディシーヤと対戦し1-2で敗れました。

ACLエリートには西地区の強豪が集まるため、国内リーグとは異なるアル・ワスルの実力を確認できます。大会進行中の順位や対戦予定は変化するため、最新状況についてはAFCの大会情報を確認する必要があります。

シーズン アジア大会 結果
2024-25 AFCチャンピオンズリーグエリート ラウンド16進出
2025-26 AFCチャンピオンズリーグTwo 準々決勝進出
2026-27 AFCチャンピオンズリーグエリート リーグステージ参戦

この3シーズンを並べると、アル・ワスルが近年継続してアジアのクラブ大会に登場していることが分かります。「名前は聞いたことがあるが強いのか」という疑問に対しては、UAE国内でタイトル実績があり、近年もアジア大会のノックアウトステージへ進んでいるクラブと理解するとよいでしょう。

本拠地ザビール・スタジアムの場所と現地観戦のポイント

アル・ワスルのホームはドバイにあるザビール・スタジアムです。1980年10月20日に開場した歴史あるスタジアムで、現在も国内リーグやAFC大会で使用されています。ドバイ旅行と組み合わせて観戦を考える場合は、キックオフ時刻とチケット情報を試合ごとに確認することが重要です。

ザビール・スタジアムはドバイ市内にある

スタジアムの所在地は、ザビール・スタジアム、Oud Metha Road、Dubai、United Arab Emiratesと案内されています。UAEプロリーグのスタジアム情報では収容人数は8,472人です。

一方、クラブ公式の歴史ページでは8,489人との記載もあり、公式情報間でも収容人数の表記にわずかな違いがあります。このような場合は一つの数字を絶対的なものとして扱わず、試合開催時の最新案内を確認するのが確実です。

公共交通機関だけで完全に目の前まで行けるとは限らない

UAEプロリーグの案内ではバス停はスタジアムから約200メートル、メトロは約2.5キロメートルとされています。また、タクシーのほかUberやCareemも利用可能と案内されています。

この距離から考えると、メトロ駅から徒歩だけでアクセスすることを前提にするより、バスや配車サービスを組み合わせる方法も比較した方が現実的です。特に高温になる時期のドバイでは、距離だけでなく気温も考えて移動方法を選ぶ必要があります。

試合日とチケットはその都度確認する

UAEプロリーグの試合日程やカップ戦、AFC大会は別々に組まれます。そのため「アル・ワスルは毎週同じ曜日にホームゲームを行う」と考えるのではなく、観戦したい時期の公式日程からホームゲームを探すのが基本です。

クラブ公式サイトにはチケット購入への案内があり、UAEプロリーグ側でも試合ごとのチケット情報が提供されます。対戦相手や大会によって販売方法が変わる可能性があるため、旅行前に固定された購入方法を決めつけない方が安全です。

  • 最初にクラブ公式またはUAEプロリーグで試合日を確認する
  • ホームかアウェーかを確認する
  • AFC大会の場合はAFC側の日程も確認する
  • チケット販売開始後に公式の購入先を確認する
  • スタジアムまでの移動はメトロだけでなくバスや配車サービスも比較する
  • キックオフ時刻や入場ルールの変更がないか直前にも確認する

日本から試合を見る場合も放映・配信権はシーズンや大会によって変わります。過去に利用できたサービスが次のシーズンも配信するとは限らないため、国内リーグとAFC大会を分けて最新の公式放送情報を確認してください。

アル・ナスルやアル・アインとは別クラブ?間違えやすいチームを整理

中東サッカーを見始めた人が迷いやすいのがクラブ名です。アル・ワスルの対戦相手にはアル・ナスル、アル・アイン、シャバブ・アル・アハリなどが登場します。特に「アル・ナスル」はサウジアラビアとUAEに似た名称のクラブが存在するため、国と都市まで確認することが重要です。

ロナウド所属で知られるアル・ナスルはサウジアラビア

クリスティアーノ・ロナウドの所属で広く知られているAl Nassrは、サウジアラビアのリヤドを本拠地とするクラブです。アル・ワスルとは国も所属リーグも違います。

アル・ワスルはこのサウジアラビアのアル・ナスルとAFC大会で実際に対戦しています。2024-25シーズンのACLエリートでは0-4、2025-26シーズンのACL Two準々決勝でも0-4で敗れています。

ドバイにも「アル・ナスル」がある

さらに混乱しやすいのが、UAEにもAl Nasr SCというクラブがあることです。こちらもドバイを本拠地としており、アル・ワスルとは国内リーグで対戦します。

2024年のUAEプレジデンツカップ決勝でアル・ワスルが4-0で破った相手はこちらのUAE・ドバイのアル・ナスルです。サウジアラビアのAl NassrとUAEのAl Nasrは、日本語ではほぼ同じ「アル・ナスル」と表記されるため、試合を検索するときは国名も付けると判別しやすくなります。

クラブ 国 本拠地 アル・ワスルとの関係
アル・ワスルFC UAE ドバイ この記事のクラブ
アル・ナスルSC UAE ドバイ 国内リーグのライバル
アル・ナスルFC サウジアラビア リヤド AFC大会で対戦
アル・アインFC UAE アル・アイン UAE国内の有力クラブ
シャバブ・アル・アハリ UAE ドバイ 国内上位を争うドバイのクラブ

アル・アインとも別クラブ

アル・アインFCは同じUAEのクラブですが、本拠地はドバイではなくアル・アインです。AFC大会での実績が豊富なため、日本ではアル・ワスルよりアル・アインの名前に先に触れた人もいるでしょう。

同じUAEプロリーグで戦うため両者は国内リーグで対戦しますが、当然ながら別のクラブです。「UAEの黄色系ユニフォームのクラブ」という印象だけで判断せず、クラブ名とホームスタジアムを確認すると区別しやすくなります。

アル・ワスルを追うなら大会名にも注意

近年のアル・ワスルを検索すると、「ACLエリート」と「ACL Two」という二つの名称が出てきます。これは同一大会の予選と本戦という意味ではありません。AFCチャンピオンズリーグエリートがアジア最高峰、AFCチャンピオンズリーグTwoがその下のカテゴリーに当たります。

アル・ワスルは2024-25シーズンにACLエリート、2025-26シーズンにACL Two、2026-27シーズンに再びACLエリートへ出場しています。検索結果を見る場合は「何年の、どの大会なのか」を確認すると試合結果を取り違えにくくなります。

アル・ワスルをこれから見る人が押さえたい5つのポイント

アル・ワスルを初めて知った人がすべての歴史を覚える必要はありません。現在の試合を見るためなら、ドバイのクラブであること、国内8度のリーグ優勝、2023-24シーズンの2冠、ファビオ・リマ、アジア大会への継続出場という5点を押さえておけば十分にチーム像を理解できます。

まず「UAE・ドバイのクラブ」と覚える

最も重要なのは国と都市です。アル・ワスルはサウジアラビアやカタールのクラブではなく、UAEのドバイを本拠地としています。ホームはザビール・スタジアムです。

中東のクラブ名は日本語表記だけでは判別しにくいケースがあります。「Al Wasl FC UAE」「Al Wasl Dubai」と国名や都市名を加えて検索すると、別クラブの情報が混ざりにくくなります。

現在だけでなく2023-24シーズンを見ると分かりやすい

現在のアル・ワスルにつながる重要なシーズンとして、2023-24シーズンを押さえておくとチームの立ち位置が理解しやすくなります。リーグでは17年ぶりとなる8回目の優勝を達成し、プレジデンツカップも制しました。

「過去には強かったクラブ」というだけではなく、近年にも国内タイトルを獲得している点がポイントです。一方、その後は毎年リーグ優勝しているわけではないため、「UAEで常に圧倒的な1強」と表現するのも正確ではありません。

選手を見るならファビオ・リマから入る

初めて試合を見る場合、長期にわたってクラブを代表してきたファビオ・リマから覚える方法が分かりやすいでしょう。2014年からアル・ワスルでプレーし、得点記録を積み重ねています。

そのうえでニコラス・ヒメネス、アリ・サレー、レナト・タピア、アドリエウソンなど現在のメンバーを確認すると、チーム構成がつかみやすくなります。

移籍情報はシーズン表記を確認する

アル・ワスルに限らず中東のプロクラブは毎シーズン選手の入れ替わりがあります。検索上位に過去シーズンの記事が残り、現在は退団している選手が「所属選手」として表示されることもあります。

選手について調べる場合は、「2026-27」のようにシーズンを指定し、クラブ公式またはUAEプロリーグの最新登録を確認することが重要です。監督についても同様で、過去の記事だけを見て現監督と判断しないよう注意してください。

AFC大会から見ると他国クラブとの力関係が分かる

国内リーグを日本から継続的に追うのが難しい場合は、AFC大会からアル・ワスルを見る方法があります。アル・ナスル、アル・ヒラル、アル・サッドなどアジア各国の有力クラブとの対戦があり、チームの特徴を比較しやすいためです。

2026-27シーズンはACLエリートに参戦しているため、アル・ワスルを初めて見る人にとっても注目しやすいシーズンです。ただし日程、順位、登録選手、放映方法は随時変化するため、試合前には最新情報を確認してください。

まとめ

アル・ワスルFCはUAEのドバイ・ザビール地区を本拠地とし、1960年から続く歴史を持つクラブです。UAEリーグ8回、プレジデンツカップ3回の優勝実績があり、2023-24シーズンにはリーグとカップの2冠を達成しました。ホームはザビール・スタジアムで、2026年9月時点ではルイ・ヴィトーリア監督が指揮し、ファビオ・リマらが在籍しています。近年はACLエリートやACL Twoにも継続して出場しています。サウジアラビアのアル・ナスルや同じUAEのアル・ナスルとは別クラブなので、検索するときは国名、シーズン、大会名まで確認すると情報を整理しやすくなります。